Tuesday, February 28, 2006

中華三昧


気付くと今日は2月最後の日なんですね.そういえばだんだん日も延びてきたような.冬至の頃は5時前で真っ暗だったのに,最近では6時過ぎでもまだ明るいです.ちなみに夏至の頃は夜9時過ぎても明るかったですが,それは日が延びすぎというものです.

で昨日帰る時に,空が明るいなぁとふと見上げたら,エンパイアはこんなんでした.珍しい配色.青・緑・青ですか.例によって調べてみると"corporate philanthropy day"とのこと.企業の社会貢献?へぇ.しかも貢献度の高い企業は表彰されるそうです.ただしなぜこの配色かは不明.


話はがらっと変わって.友達の奥さんの美味しそうなblogをみて,我が家でも作ってみました「中華三昧」.日本食材店「片桐」で売ってた「四川風辛みそ味」(^^).
結婚してこっちに来る前は,インスタントラーメンってほとんど食べなかったのですが・・・美味しいじゃないですか!いかにも日本のラーメンって感じ.んー,インスタントでこんなに美味しいのができるのなら,NYにあるふざけたラーメン店なんか行かなくてもいいです.大体NYにあるというだけで,不味くて高くても客が来るからいいやと言う甘えてる店が多いですよね.どことは言わないですが,ネットであんまりいい評判じゃない店は,確かに??な味でした.業務用スープとコシのない麺.お金出して食べるほどじゃないです.

などとちらりと不満を言ってみつつ,とにかく二人で美味しく頂いたのでした.

←写真は調理例(^^),と僕が作った炒飯・干しエビ入り.

Monday, February 27, 2006

MacBook


今朝は家を出る時には19F(-7℃)!ここまで寒いとバス待ち5分間でもつらい.特に頭が寒いのよね.耳もちぎれそう.なので帽子は必需品に.

さて昨日はまたもやSoHoの聖地(apple store)に参拝へ.もちろんお目当てはこれ,MacBook Pro(何度も言うけどこのネーミング,イケテない).ようやく出荷も始まってデモ機もapple storeに展示されてます.銀座にも既にあるのかな.

触ってきました.う〜ん・・・筐体の質感というか細かいデザインというか,全体のたたずまいはさすがapple,うまく演出されてるよね.やっぱり高級感あるし,windows機じゃこうは行かないでしょ.電源コネクタやキーボード,ExpressCardスロットあたりの処理がキレイです.

で肝心の早さ.今自分が使ってるのが初代PowerBook G4 12',奥さんのが去年モデルのiBookなので,それらよりは早い.特にファインダーやSafari,iPhoto,iTunesなどのapple純正ソフトは最適化されているからサクサク動きます.当たり前だけど.
重要なのは日頃使うMS office.WordやPower Pointを立ち上げてみたけど,思った以上に早いです.少なくとも僕のPBよりも早い.これなら十分実用的.Photoshopはインストールされてなかったので試してないけど,そんなにぐりぐり画像いじらないしね.
全体としていいんじゃないでしょうか.よくできてます.Intelに変わったのにあんまり意識しないで使えそう.これってすっごい技術じゃないかしら?

ただ15インチはやはりでかい.毎日は持ち歩けないなー.値段は$1990からですか.ふーむ.ま,貧乏留学生には手が届かないなぁ>でしょ?奥さん.

そういえば,明日の28日はAppleから何かが発表・・・13インチMacBook?むむむ!

Sunday, February 26, 2006

torino olympic


終わってしまいました、トリノオリンピック。荒川静香さん、素晴らしかったですね。

フィギアのゴールドメダリストってほんと、すごい扱い。
こちらのアナウンサー、「しずか」が相当発音しにくそう。「しぃ
ずうううーかあ」ていうかんじ。し、で口が横に「イー」となってるところから、思いっきり口すぼめの「Zu」にそしてここにアクセント。閉会式の中継の頃にはアメリカ人も「しずか」が聞きなれ、言いなれてきたか。(気のせいか。) ほんと、英語ってアクセントつけないと気がすまないのね。

最高の小籠包♪

いやぁ,今日は最高25F(-4℃)とかいってますよ.久しぶりに完全防寒じゃないと外歩けなかった.めちゃさむ.春が近いのか遠いのかよく判りません.

さて昨日の土曜日のお昼は,かねてから気になってしょうがなかったお店へ.その名も"Joe's Shanghai"でも,通称「小籠包の店」の方が有名.そうなんです,この店はとにかく小籠包が有名.あんまり大人気過ぎてManhattan内にもチャイナタウンとミッドタウンに2件,その他QueensやBronx,Brooklynにも支店を出して,NY市内に5店舗も展開している.すごいです.
ザガットを始めNYや日本の雑誌にもよく取り上げられてる超有名店なので,知ってる人も多いですか?そうですか.

何よりすごいのは,この店で頼んでいいのは「小籠包」と「上海チャーハン」のみ.その他のメニューははっきり言って「イマイチ率高し」という,ある意味極めていさぎよい店なのだ(笑).

今回行ったのは家から近いミッドタウン店(ちなみにチャイナタウンの本店はいつもむちゃ混みらしい).場所は56th st and btw 5th & 6th ave. ブルガリ・ティファニー・ヴィトンなどを横目にみながら通り過ぎて(いつ来てもすごいねここら辺は),お店に到着.へぇーこんな所にあったんだ,気付かなかった.

店内は場所柄か,思った以上に清潔&きれい.ふむふむ.
で,頼んだメニューは「蟹みそ入り小籠包 pork soup dumpling with crab meat」,「上海炒飯shanghai fried rice」,「チンゲンサイ炒め sauted chinease vegetable」.

まずは件の小籠包・・・破れないようにそっとれんげに乗せて,生姜の効いたタレをちょっとかけて・・・をぉお,うまい!美味しいよ,ほんと,これ.すっごいスープの量.で濃厚&深い味!あぁおいしぃな.今まで食べた中で一番美味しいかも.感動に近いものがある.

次ぎに炒飯ね.ん?具はネギだけ・・?これまた極めていさぎよいというか・・・・ふむ,ってあれ,美味しい!なんでだろ,こんな単純なのにすっごい美味しい.む〜ん.さすが.

で,チンゲンサイ炒めね・・・・・ふ〜ん,あー・・・ま,野菜炒めだわな(あたりまえ).

以上,ホントに小籠包と炒飯(だけ)で感動しました.他のは食べなくていいかも(^^;).
ちなみに小籠包が$8.25,炒飯が$7ほど.それなりに取るのねって思ってたら,なんとチャイナタウンでは小籠包$6.25,炒飯$5.50だって.場所代って訳ね.並ぶの覚悟ならチャイナタウン店がお勧め.

とにかく,NYに来たら必ず食べるべき,な小籠包なのでした.

Saturday, February 25, 2006

ツナ大根

何度も「あー、ぶり大根、食べたい、脂がのって今が旬なのになー」という人がいる。大好物のひとつだそう。
ぶりは、マンハッタン内の日本食材店では一度も見かけたことなく、 ミツワに行った時も必死に探したが、やはりない。

ぶりはyellowtail。

うちの近くの魚屋さん、Wild Edibles(綺麗なお店で、はずれはないが、高い。)でyellowなんとか、をみかけたので買ってみた。1 lb(450g) $24、写真の切り身で$12!(秋に買った、日本から空輸の旬のさんま、一匹$5を超えた。)
なんか違うなーと、包んでくれた紙についている重さと魚の種類が書いてあるシールには、yellowfin tuna。

ん!?、きはだまぐろ、だった・・・
ということで、「ツナ大根」に。
料理の本みてみたら、ぶり大根ってぶりのあら、を使うと。魚の頭でさえだめなアメリカ人、あら、なんてグロテスクな部分、売ってるわけがない。

RENT

昨夜は恒例の金曜DVD.フロリダでさんざん散財したので,部屋内で質素に楽しむことに.

本当は$3ワインを飲みたい所ですが,機会がなくてまだ購入しておらず(車借りなくちゃいけないしね).で,最近お気に入りのチリワインを.今回のはcabernet sauvignonで$8ちょっと.名前は知りません.いまのところ一番コストパフォーマンス高い国でしょ.ふむ,値段の割に味がしっかりしてて美味しいです.

で,今回のDVDは"RENT".もしかして日本ではまだ公開前?超有名なミュージカルの映画化です.ミュージカルの方は1998年のトニー賞を受賞,さらにピュリッツァー賞のドラマ部門も受賞しためちゃ有名作品.

1989年から1990年の1年間,East villageのアルファベットシティー(そこら辺は1 ave.よりもさらに東にave. A,B,Cというアルファベットで呼ばれるアベニューがあるから)を舞台にした,11人の若者の青春・群像劇.アルファベットシティーは,今でこそおしゃれなカフェやレストランが並び(ave. BのBはビストロのBと言われる),キレイで安全な町になってるけど(当然家賃も高騰),当時はまだ汚く危険でとても怖くて一人じゃ行けないような所.NY全体の景気も悪かった頃でしょう.

主人公達はアーティストの卵,売れないロック野郎,ストリートパフォーマー,ストリッパーなど.当然貧乏で前月の家賃も払えない状況(RENTとは家賃のこと).
そして当時のアメリカといえばキーワードは・・・そうです,ドラッグ,エイズ,ゲイ等々.
登場人物の半分はHIV陽性でAZT服用中,元恋人はレズに目覚めちゃったし,ゲイのカップルの一人はエイズで死んじゃうし,昔の彼女は自分が勧めたドラッグがもとでエイズにかかっちゃったし・・・といった,当時の社会問題目白押し.結構やるせない・明日のない話が続くのでした.ただ,そんな絶望的で悲しい展開の中でも,若者はたくましく生きていく・・・見たいな話,だと思う(^^).最後はちょっと酔ってた.

この映画,ミュージカル映画です.ドラマの途中で歌と踊りが入る不自然さが気になる人はダメ.でも「シカゴ」とか「ムーランルージュ」とか好き,と言う人は大丈夫.

う〜ん,まぁまぁ面白かったかな.

Friday, February 24, 2006

New York Presbyterian

昨日の続きで,ではCornellの病院は.

何度も書いた通り,わがCornell大学はWeill Medical College of Cornell Univ.というのが医学部.その附属病院がNew York-Presbyterian Hospital of Cornell Univ.というのですね(←ね,Columbiaよりキレイで新しい)."Presbyterian"というのはキリスト教会派の「長老教会」という意味らしい.おそらくそういった団体からの寄付で建てられた病院ではないかと思ってます.
でこの病院は,CornellとColumbiaの2個所に立てられたのですが,両方を合わせて一つの病院と考えれるらしい.

実はこの病院,America's Best Hospitals 2005で全米で7位を獲得したとか.NYではもちろん1位だったらしいです.ちなみにこのランキングでは

1位:John Hopkins Hospital, Boltimore
2位:Mayo Clinic, Rochester, Minn.
3位:MGH, Boston
4位:Cleveland Clinic
5位:UCLA Medical Center, LA

だそうです.おぉ,そうそうたる名前・・・
このランキングは,世評・死亡率・退院患者数・重要技術(どんな治療・検査ができるかとか)・看護婦数・看護婦の評価・患者団体サービスなどなど,いろんなファクターで決めてるそうな.さらにこのランキングは各科での順位もあって,細かく評価されています.ふーん.すごいねアメリカは.

まともかく,Presbyterianは10位以内にランクインできて喜んでたらしいです.エントランス入ったら横断幕掲げてあったしね(^^).

Thursday, February 23, 2006

Washington Heights

今日の午後はカミさんの受診日ということで,Columbia大学の附属病院まで僕もつきそいに. 場所が168th st. & BroadwayといういわゆるWashington heightsというエリア.想像できない人の為にmapを→.要するにmanhattanでも北の果て.Yankee studium (bronx)よりも上なんだから.

普通に行けば遠いのですが,Cornell大学からColumbia大学まではPresbyterian Hospital(どっちも附属病院)つながりでシャトルバスが出ているので便利.

・・・たしかに,日頃奥さんが言っている通り,周りはラティーノ率高し.公用語はスペイン語.案内板も英語とスペイン語の並列.町並みは・・・背が低いっすね.空が広い(笑).そして何となく町全体が灰色?ふーむ,明らかにupper east sideとは違うですね.ただやはり病院の周りだけはアカデミックな雰囲気.

で,Columbiaには附属の病院が2つあるらしい.一つはPresbyterian.でもCornellのよりも古いみたい.もう一つが新しいMilstein Hospital.こちらはキレイでいい感じ・・・お,NBCの中継車が停まってる.あ,Pataki氏がここに入院してるのね.そういえばクリントン前大統領もこの病院でOPE受けたんだよね.ふーん.

病院の西側はすぐにHudson river.そしてすぐ上流にはGeorge Washington bridgeが架かってる.なるほどねー.

とにかくここまで上の方に来ると,おなじmanhattanといってもゼンゼン違う雰囲気なのでした.大体harlemを通り過ぎてるっちゅうに(^^).
ちなみに←は,clinicから見たHudson riverとMilstein Hospitalのビル.対岸はNJですな.

Wednesday, February 22, 2006

Gov. Pataki's appendicitis

最近NYの話題を追っていなかったのですが.今週になってからのもっぱらの話題はこれでしょう.

"Transferred to Manhattan, Pataki Has Intestinal Surgery"
何でもニューヨーク州知事のパタキ氏が,second surgeryを受けたとのこと.

そもそも先週の木曜日に"a rotten stomachache"って訴えだして,NY郊外にある超高級住宅地のWestchesterにあるHudson Valley Hospital Centerで緊急OPE.診断はアッペでappendectomyを施行.OPEは特に問題なく土曜日には退院できるよなんて言われてたそうです.ところがその後も状況が改善せず,ManhattanにあるColumbia大学附属のNew York Presbyterian hospitalに月曜日に搬送され,昨日リオペされたらしいです.

とここまで読んでピンと来たのは「腹腔内abscess?」.ありがちだよなーとか思ってたら,どうやら違うみたい・・・なになに,"intestinal blockage problem"があって,その解除術・・・・?よく解んないけどイレウスになったってことか?アッペで?ふーむ・・・
なんだこっちだって日本と同じ様な合併症を作ってるのね(笑).でも笑ったのが,当の外科医は"the problem was not uncommon"って言い張ってること.アッペ後でイレウスになってリオペはそんなにないと思うけどな.

久しぶりに臨床を思い出してみました.

Tuesday, February 21, 2006

Miami最終

イヤ寒いっすねNY.今朝は32F.ちょうど0℃ですか.なんか現実に引き戻されたって感じ.

で今日のネタはやっぱりMiami.
今写真を見返すとやっぱりいいですね.太陽が違います(^^).

昨日のマイアミ最終日は特に何もせず.朝は遅めに起きて荷造りしてそのままチェックアウト.
お,そういえばまだ書いてなかった,ちなみに今回の愛車はFord Saturnのコンパクトセダン.日本で言えばコロナあたり?本当はフロリダらしくオープンでもって思ったけど高いのであえなく断念.

で,お昼はアール・デコ地区の一番の繁華街Lincoln Rd Mallへ.すっごい陽射しで外を歩くだけでくらくら(笑).でも結構たくさんの観光客でいっぱいでした.
その後down townの方へ.昨日寄ったレストランの隣,bayfront parkというまんまネーミングの公園へ.お向かいにPort Miamiが見えます.大型旅客線なんか停留してていい感じの雰囲気でした.でもこういうトコって夜来たらマジ怖いかも(^^;).さらにどこの国でもwater frontってのは再開発の対象なのね.高層ビル(コンド?)が乱立.すごいねー.

その後,隣のbayside market placeに再度立ち寄って,ちょっとぶらぶら.奥さんはサングラスなんか買ってました.

で帰宅.マイアミからJFKまで3時間半くらいかな.近いです.
ホント,近いし国内だしお手軽だしで,ちょうどよい旅行でした.大満足.これはアメリカ留学生全員が行くべき(笑)かも.

Monday, February 20, 2006

マイアミ番外編・食事は・・・

このブログの性格上食べ物については外せないでしょ.

昨日のお夕飯は,key westから直接down townへ向かった為,down townの有名店へ.地球の歩き方に載ってる通りにお勧めの店・ "Bay side market place"というショッピングモール内にある "Los Ranchos"というステーキハウス.何でも地元紙"Miami Herald"でNo.1のステーキと絶賛されたとか.これは期待できます.要するにマイアミに来てシーフードが続いたので肉が食べたくなった,と(笑).

さて,いざ店に入ってみると・・・ん?なんか子供連れ・ファミリーがやたら多いな.お,Happy birthday祝ってもらってる・・・む〜,ファミレスっぽい?ふむ・・・

で,オーダーしたのはappetizerで「魚介類のカクテル」.ウン,スパイシーで美味.メインは,奥さんが"Petit Mignonetas (3 oz のステーキ×2枚で,デミグラスソース掛け)",僕が"Churrasco Los Ranchos(12 ozの炭火焼き・店の看板メニュー)".これが↑の写真.これにさらに山盛りの side(カリブ風の豆ご飯?やバナナのチップス?など)が付いてきました・・・さすが,めちゃ大量.
肝心のお味は,ウン,美味しい.どっちも炭火焼きで適度に香ばしく,お肉も柔らか.いやほんと,牛肉美味しい(^^).さすが地元で評判のお店,大満足・・・ただし,ウチの奥さんは2枚中1枚も食べきれず.僕の方も完食不可.すっごいボリュームでした.

ついでに今日のお昼.空港に向かう途中,アール・デコ地区の "Lincoln Rd mall"という目抜き通りでお昼.今日はなぜか二人ともイタリアンな気分だったので,パスタを.
奥さんは"Italan mix green salad",僕は"Spagetini with fresh tomato and mozzareraなんたら〜".これがまた美味.正直「フロリダのイタメシなんて,所詮はover boilのぶよぶよパスタだろう」なんて思ってたら,意外.適度にコシがあって本当に美味しかった.これまた満足.

と,今回の旅行は食事の面でも充実したのでした(^^).ただし,帰宅後のお夕飯はお茶漬けだったのは言うまでもない(笑).やっぱ日本食だわね.

Sunday, February 19, 2006

Florida Keys

今日はマイアミ3日目。今日も朝から雲1つない快晴。

今日はちょっと(だいぶ)足を伸ばして"Florida Keys"へ。Keysとはフロリダ半島からさらに南西へ連なるサンゴ礁の島々のこと。最南端のKey Westまでは、マイアミから約270マイルの距離。正直遠いです・・・。

IS95号線(アメリカ東海岸を最北端からマイアミまで繋ぐハイウエイ)からアメリカの「国一」ことUS 1(→)に乗って、ひたすら南下。

いやーほんと、サイコー。
まず開放感!見渡す限りの蒼い海&空。水平線ですよ。この解放感はNYでは味わえない。
次に景色の美しさ。どっかの遠い南の島に行かなくても十分きれい。マイアミから離れるにつれて徐々に海が綺麗になっていくのがおもしろい。Key Westの海はすっごい透明度。本物のエメラルドグリーンでした。
さらに海の香り。いかにもバケーション中という感じがでて、いいですよね。
アト僕的には好きなCDかけて窓全開でドライブというのがたまりませんでした。

←はかの有名な7 miles bridgeから。隣を並走する古い橋。シュワちゃんがミサイルでぶっ壊した跡もちゃんと見れました(笑)ま、この橋を渡るというのが今回の旅行の(僕的)最大目的。これだけでもう十分。

で、4時間かけて着いたKey West。かの文豪ヘミングウエイが愛し、8年間住んでた島。→はアメリカ本土最南端の碑。お約束ですので記念撮影しました。
この島は、何というか高度に観光化された場所。友人に言わせれば「軽井沢・海版」とのこと(ちょっと意味不明)。んー、確かにそうかも。でも何となくこじんまりしてて可愛い街ですよね。
今日は快晴で、陽に当たるとじりじりする暑さ。2月でこれなら夏は外に出らんないじゃないかな。

←は"Fort Zachary State Park"内のビーチ。Key West内で一番美しいと言われているビーチだそう。ただし有料。確かにゴミとか浮いてないし綺麗かも。マイアミビーチよりも水は冷たかったかな?でもサイコー。海の向こうはキューバですよ。

ってな感じで一日遊んでホテルに帰ってきたのは10時過ぎでした。さすがに疲れた・・・

Saturday, February 18, 2006

Miami 2


マイアミ2日目です。
NYでは最高37Fとかいってる中、ここの今日の最高は79F(26℃)でした。でも日が出てると体感温度はもっと上、さすが南国、日差しが強いです。

今日は極めてtypicalなリゾートの過ごし方をしました。つまり何もせず、のーんびりとpool sideやbeach sideでごろごろ。音楽(iPod)聞いて本読んで、昼からビール飲んで。むー、これぞ正しいリゾートのありかた。堪能しました。

と言うわけで海辺でぼけーっとしただけなので雑感も何も感じませんでした・・・なので写真のみ。

いやーいいかもフロリダ。海は十分きれいだし食べ物美味しいし。確かに住みたい街の1つ?(っていうかマイアミ留学ってアリかも、本気で)


お、そう言えば1つだけ。夕食を食べにSouth beachと言うエリアへ。ここら辺はアール・デコと言われるパステル色の建物で有名な地区の南端。
で↑の写真。正面に見えるのはビルではありません。何と巨大な旅客船。ホント動くskyscraperみたい。確かにマイアミからはたくさんのクルーズが出港してるからね。

Stone Crab


Stone crabという片方の爪だけ大きい名物のかにを食べにJoe's stone crabという超有名、人気レストランに行ってみた(→のお店)。
予約は受け付けない、並ぶの覚悟、とのことで、6時には着くように行ったので、3時間待ち、、、。携帯で呼んでもくれないそう。
当然、近くの別のレストランに変更。

ビーチ沿いのオープンカフェのレストランがならぶ中の一軒(←)。
アペタイザー、ツナのサシミ風セサミロースト、と噂のストーンクラブ(↓)。メインはカリビアンペッパースナッパー(タイ)。

ストーンクラブの感想は、からが文字通り石のようにかたい。味はたらばよりもさらにしまった感じでとってもおいしい。
値段、小さな3つで30ドル。

Friday, February 17, 2006

Miami 1st day

昨日「このブログは日常の雑感を中心に」みたいなことを言っておきつつ、早速非日常ネタを(しかも長いです)。

実は今マイアミに来てるですだ。今度の月曜日はPresident's dayのため休日。そこで今日の金曜日を1日だけ休みをもらって4連休にしてマイアミに遊びに来たわけです。言い訳としては得意の「あと半年でもうこんなことできないから」。

イヤー初日から大変でした。このツアー、かのExpediaという旅行サイトで予約したのですが、旅費を安くする為に、往路をNY→Tampa bay→Miamiの1stopで来ることに。ところがこれが間違い。まず、Tampa行きがのっけからdouble booking(おい!)。これだからアメリカは信用できないとか思いつつも、かろうじて二人とも搭乗可に。もちろん席は別々だけどとりあえずは安堵。しかし次のTampa bay〜Miamiはなんと今どきプロペラ機。しかも総勢10数名しか乗れない小型機・もちろん大揺れ(笑)。そうは言ってもさすがに墜落することもなく無事マイアミに到着。ここまでで合計5時間(ニューアークから)。ま、近いといえば近いのかな?よくわかんないけど(ちなみに朝4時起き)。
しかーし!今回最大の問題、なんと荷物が届かず。いわゆるlost baggageですよ。Tampa bayでうまくトランスファーしてくれなかったみたい(^^;)。慌てて苦情受付係のお姉さんに訴えたところ、次便で到着して3時頃にはホテルに届けるとのこと。それを聞いて安心したのがまた間違い。いくら待ってもゼンゼン来ず。うちの奥さんが(最後はキレながら)何回か苦情の電話をしても、結局届いたのは夜の8時過ぎでした。ま、最終的に無事届いただけでもよしとするべき?でもやっぱり許せないよ、Continental Airlines(笑)。

ちなみに、めちゃ偶然で今日の新聞& CNNのニュース。"Airlines lost 10,000 bags a day in '05’"という記事があり、"lost bag reports per 1,000 passangers"のランキングが出てまいた。1位がUS Airways : 9.62ヶ、2位 Delta : 7.09ヶ、3位 American : 5.92ヶと続いて大手では最下位(最優秀)がなんとContinental : 4.12ヶ。あれれ、おかしいな(^^)

ま愚痴はおいといて、今日の写真を。
上から・・・
  • DownTownからMiami Beachへと向かう195号線ハイウエイから。お昼はいい天気でした。
  • Miami Beachでお昼。"Norma's tavern & grill"で。おいしかったですよ。
  • 我らが泊まるホテル"Sheraton Bal Harbor"。言わずとしれた大型リゾートタイプ、とその部屋。悪くないっスよ。
  • お夕食。ホテルの目の前に"Bal Harbor shopping mall"という巨大ショッピングセンターがあって、その中で多分一番有名なレストラン、"Bal Harbor Bistro"というまんまネーミングな店(笑)へ。オーダーは”Mix green salad"と"Linguini with fresh tomato and herbsなんたら〜"、"Seafoods from Bal Harborなんたら〜”(^^)でした。この店もなかなか美味。

・・・てな感じの、要するに初日から結構神経使ったのでした(笑)。と、Floridaのtaxってめっちゃ高い?!消費税9%でした。もしや全米1位?


P.S.山○君、瀧○君、メール見れるけど何故か送信できないのだ。すいません。帰ったら連絡します。

Thursday, February 16, 2006

Barberバーバー

もともとこのブログは文字通り「NY生活の印象」を書き綴るわけで,そういった意味では日々の生活の小ネタが多いです.

で,今日も小ネタから.

昨日,仕事帰りにBarberに行ったです.1ヶ月半ぶり?もともと床屋はあんまり好きじゃないので,日本でもそれほど頻繁に行かなかったですが,こっちに来てからはお金ももったいないので大体2ヶ月に一回程度.最初は「日本人の髪質は日本人にしか解らねぇ」って思って(笑)日本人経営の日本人がcutしてくれる美容院とかに行ってたんですが,料金はチップ入れるとなんと$45!ばからしくってやめました.

で,地元の床屋へ(→めちゃ小っちゃい).でもこっちの床屋って微妙にいい加減.
そもそも男なんて「短くしてくれ」程度しか床屋さんに要求しないんだけど,椅子に座るとおもむろにバリカンを持ちだして刈り始める.たまに「このくらいの長さでいいか」とか聞いてくるけど,ほとんど全行程はバリカンのみ.ただしバリカンは3~4個ぶら下がってて,その上替え刃(?)も数種類あって,どんな根拠か知らないけど,それらを使い分けてどんどん刈っていく.後ろと横をある程度刈ったらここで初めてハサミ(1〜2種類しかない)を持って,前髪と上をそろえるという感じ.
これで大体20分くらい.で,最後に強力ドライヤーで切った髪を吹き飛ばして(笑)おしまい.早い・・・けど何となくテキトー.料金は僕がいつも行く所は$12なり.安いけどね.

床屋さんってハサミを駆使してcutしていくというイメージだったのに,こっちのは,なんて言うか,映画「シザーハンズ」で植木をハサミで切り込んで,恐竜や動物の形にして行くって感じ??2〜3週間後の状態なんてどうでも良くて,今,切り終わった瞬間の髪形がよければそれでいいっていうか・・・.
でもそういえば,ラティーノとかブラックな方達とかは髪はいつもピシッと刈ってある.ぼうぼうに伸びてる人はあんまりいない.たぶんもっと頻繁に行ってるんだろうな.

ともあれ久しぶりにさっぱりしたのでした.
でも,何となくアジア系はみんなチャイニーズっぽくされちゃうのでした(刈上げ方とかね).

Wednesday, February 15, 2006

Happy valentine?

今日は最高55F(13℃)とか言って,本当に温かいです.道端の雪もこれで大部分溶けるでしょう.

昨日のエンパイアは,こんな色でした.これはもちろんValentine's dayだから.

バレンタインといえば日本のデパートなどでは,毎年かなりの盛り上がりですよね.そんな商業主義のイベントに盛り上がるなんて,日本人ぐらいなもんだろう・・・なんて思っていたら,大間違いでした.

結構以前から,バレンタイン関連商戦始まってましたね.驚きました.へぇーこっちでもやるんだ.Macy'sやbloomingdaleなどのデパートはもちろん,普通のスーパーやドラッグストアまで,結構いろんなバレンタイングッズが置いてありました.
バレンタインといえばチョコレートというのはどうやら日本だけ.こちらではチョコの他にクッキーやキャンディーなどお菓子は何でもあり.さらにHappy valentineと言うことで恋人にプレゼントを!ジュエリーを贈ろう.というCMまで.要するに何でもいいから恋人の為に何か買え,と.商魂たくましいのは一緒ですね.

さてここで大事な点.どうやらアメリカでは基本は男性→女性へのプレゼントらしいです(もちろん日本と同じ様に女性→男性でもいいですよ.要するに恋人へということらしい).なぬー?逆じゃないの?考えてみると日本でのバレンタインは唯一男性が女性からプレゼントをもらえる公式(?)行事.すばらしいシステムでした(笑).

我が家では「どっちがプレゼントを贈るべきか」のプチ議論が(ま,軽ーいジャブ程度ね).「ここはアメリカなんだから,やはり男性から・・・」「いやいやどこにいようと日本人は日本式のやり方で・・・」.もちろん結論はつかず.

一応僕はお花とグリーティングカード,買って帰りました(安上がり).結構混んでましたよ,カード売り場.さらに花束を担いだ男性もたくさんいて,結構なイベントなんですね.

で,もちろん奥さんからのプレゼントは・・・「今日のお夕飯」だそうです.あれ.

Tuesday, February 14, 2006

Winter Games

Olympic真っ盛りですね.日本では盛り上がっているのでしょうか?

我が家でも開会式はテレビで観ました.どうやらウチの奥さんがオリンピック好きらしいです(^^).

こっちでのオリンピック放映はNBC独占です.こちらの放映権のシステムってよくわからんですが,NBC系列以外のテレビではオリンピックの映像は一瞬たりとも流せません.そういう契約なんでしょうか.日本ではNHKでも放送するし,各チャンネルのスポーツニュースでもがんがん放送してましたよね?
そういう意味でこっちでは盛り上がっているのかいないのか,いまいちつかめません.だってNBC以外のテレビはほとんど話題にしないんだもの.

で,我が家が入っているRCNというケーブルTVサービスでは,NBCとCNBC(ケーブル用NBC),MSNBC(MSNと提携),USA(ドラマとか映画とかばっかりやってるNBCの子会社?)の4チャンネルでオリンピックが観れます.ただし,時差の関係上ほとんどが録画.すなわち編集済みなのです.ということは,アメリカ人が興味ある選手や競技しか写らない.もちろんアメリカ人選手やメダルを取った他国の選手,有名選手のみということ.競技ではアイスホッケーやリュージュ,スノボーなど.なによりフィギュアスケートは大人気で,今大会話題のミッシェル・クワンのことは連日トップニュースでした.

何が言いたいかというと,日本人はゼンゼン写らない.特に今回は成績が奮わない(もしかしてメダルゼロ?)ため,編集で飛ばされたりしてます(笑).おのずと日本人選手の成績って伝わってこないのよね.なので,もっぱらネットでチェックしてます.

以前誰かが言ってた「こっちではオリンピックは観れない」の意味がわかりました.放送はされるけど,日本人選手は見れないのです.残念.


・・・って,あれ,ワールドカップは大丈夫か!?