Saturday, March 31, 2007

DEPARTED

もう1週間以上前の話ですが,ビデオネタで.

今さらながら,"DEPARTED"見たですよ.もちろんアカデミー賞で監督賞と作品賞を受賞していたから.そんなにいい映画だったの?ということで.余談ですが個人的には作品賞か監督賞いずれかは「硫黄島からの手紙」が受賞するものだと思ってました.残念.

皆さんご存知のように"DEPARTED"は"Infernal Affair"のリメイク.2002年の香港作品.知りませんでしたがこの作品,なんと3作品目まで続編が作られていたのですね.公開当初から脚本がよくできてて面白いとの評判でしたが,ハリウッドに渡りましたか.

原作も話題だったしアカデミー賞も取ったしで,解説についてはいろんなブログで書かれてますので,今更いいでしょ.ということでちょっと気付いた点・感想などを.

  • 主演は一応デカプリオなんだろうけど,なんといっても圧倒的な存在感はジャック・ニコルソン.そういえばアカデミー賞の授賞式にも(何故か)存在感は人一倍あったな(笑).
  • デカプリオ頑張っていたんだろうけど,警官なのにマフィアに潜入する辛さというか,暴力に加担する不条理さが伝わってこなかったかな.やっぱりちょっと演技が軽薄というか….
  • でも体鍛えてたし,大人になったなー.良い意味で男臭くなったというか.
  • 言葉がめちゃ汚い.これはマフィア側も警察側もどっちも同じくらい汚い.全てのセンテンスにファッ○ン〜が入ってる(^^;).さすがにちょっと辟易.
  • 暴力シーンの表現といい言葉といい,結構えぐい.マーティン・スコセッシ監督らしいという意見も聞いたことあるけど,そんなものなの?
  • 情けないことにラストシーンが理解できなかった.

そうなんですよ,あまりの急展開についていけなかった我々.もともと乏しい英語力でかろうじてストーリーに食いついていたのですが,ラストは予想付かなかったし,意味分かんない(^^;).えぇーなんで○○も△△も殺されちゃうし,さらに××までも殺されちゃうの??もしかしてものすごい救われない話?だとしたら虚しすぎる結末でしょうか.

いやホントにラストを理解できなかった我々.しょぼいです.もしよろしければ誰か教えて下さい(笑).
やっぱこういう設定も展開も込み入った映画は素直に日本語字幕で見たかったです….

Friday, March 30, 2007

Walker with Toy Bar

すっかり春です.
その上いいお天気が続くので,最近のランチはもっぱら近くの公園です.

久しぶりに莉帆ネタでも.

いつの間にか莉帆も7ヶ月を過ぎて表情も豊かになりしっかりしてきました.徐々に力強くもなってきて,寝返りも上手です.まだ一方向のみだし,ごろんと裏返っても元に戻れなくて泣いてたりしますが(笑).お座りの方はまだまだ不安定で,ソファーに座らせてもしばらくするとぐしゃって倒れちゃいます.
そんな莉帆なのに,最近はなぜか立とうとするんですよね.まぁ以前から縦抱っこが好きだった莉帆ですが,差さえ立ちすると何故か得意げです(^^).

というわけで,親ばか全開なおやじとしては買ってきたですよ,ウォーカー(って言うの?).Babies"R"usで,一番ちっちゃくて安いヤツですが.$29くらいだったかな.

これがとっても好評だったりして.
何がいいって,自分の手で自分の体を支えなくていいから,両手が使えるわけですよ.テーブルの上に置いたおもちゃを両手でつかんだり,片手から片手へ渡したりして(まだ下手だけど),発達上効果的ではないかと.イスの高さを調節できるので,体重がかかりすぎない高さにアジャストして足に負担がかからないようにできます.あんまり体重かかると足短くなりそうだしね(^^).このウォーカーを使っても思うようには動けませんが,寝てるよりも視線が高いからか,ともかくご機嫌になります.飽きるまでは.
ホント,よく考えられてるなー.


写真の莉帆もご満悦.でも悲しいくらい太くて短いあんよ(^^;).

Wednesday, March 28, 2007

Del Frisco's

昨日今日ととっても暖かい NY.昨日の最高気温は72F(22.2℃),今日は64F(18℃)ですと.どっちかって言うと暑いくらいです.つい2週間前は大雪降っていたのに極端ですよまったく.

先週妹さんが遊びに来てくれた時に行ったレストランシリーズ.の最後.

やっぱアメリカといえば肉でしょう.BSEなんて知りません(笑).その日は妹さんの旦那様もNYに合流.せっかくですからやっぱり美味しいステーキを.あらかじめ友人に聞いておいたお勧めsteakhouseは "Del Frisco's".場所は49th st.の6th ave.の角.6th ave.沿いの中でも目立つ高層オフィスビルの1階です.もしかしたら「PRADAを着た悪魔」で出てきた,編集部が入っているビルかもしれません.いや定かではないですが.

内装は高級感漂うウッディでモダンな雰囲気.なんかエグゼクティブがパワーランチとかしそう.いやいや昼間っからステーキ食べながら商談なんかしないか(笑).いくらおしゃれで高級とは言ってもそこはステーキハウス,どうしてもややnoisyな感じです.でもそのかわり莉帆を連れていっても大丈夫というわけ.

さて我々のオーダーは,appetizerからはこの店名物のCrab cake with cajun lobster sauce,Shrimp cocktail.ともちろんのDinner salad.メインはPrime porterhouseにサイドからSpinach supremeとAsparagusをチョイスです.

肝心のお味の方は,さすがに有名店めちゃ美味.評判のcrab cakeは確かに絶品.ちょっとスパイシーでクセになる味だし,大きさも常識内なので(これ大事)ステーキの前に食べても大丈夫.そのかわりshrimp cocktailはごく普通.ソースがもろケチャップなのが残念.さて重要なお肉の方は,みんなでシェアできるように24 oz(680g)のprime porterhouseをオーダーしたのですが,これが最高!肉自体が美味しいのは当たり前で,なんといっても焼き方が絶妙.表面は香ばしく焼き上げてるのに中が柔らかいままでとってもジューシー.家庭ではこうはいきませんよね.当たり前ですがさすがプロ.写真は取り分けられた後なのでちょっと見苦しいのが残念.ついでにサイドのほうれん草のクリーム煮みたいのもとっても美味しかったです.

場所柄やや観光客向けな気もしますが全体的にとっても満足.何度も言いますが肝心のステーキは絶品でした.Peter Lugerの武骨でマッチョなお肉も確かに美味しく,BLTのフェミニンな雰囲気も好きですが,Del Frisco'sは全体にスキのないレベルの高いsteakhouseではないでしょうか.めちゃおすすめ.

あんまり美味しかったから,お料理の写真撮るの忘れちゃったのですよ(^^;).

Tuesday, March 27, 2007

Bethpage

今週末は50F(10℃)台で、ようやくNYにも春が訪れました。
ということで、maternity leaveから復帰第一回は、2002年、2009年USオープン開催地のBethpageに行ってきちゃいました〜!!といってもUSオープンはblack course、今回ラウンドしたのはblue courseです。


Bethpageはlong Islandにあって、マンハッタンから30マイル(クルマで40分ほど)の所にあるpublicです。コースはとってもキレイで、この時期なのにフェアウェイの芝のコンディションもよく(先週末は雪でしたが。)そして、長い。レッドティーでも6200ヤード(白ティーとほとんど変らず。)ミドルホールなのかロングなのかわからないくらいでした。スコアは当然公表できません。


日本だったら、きっとこのレベルのコースは1回ん万円でしょうが、publicなのでNY州の運転免許をもっていれば一人40ドルです。 マンハッタンから近い、いいコース、publicで安い、となれば当然、超、人気です。普段、特に週末は、まったく予約がとれないそうです(いつ電話してもつながらないそうです。)。今回は友人が、「とれちゃったよ!」と、予約してくれました。


お天気もよく、寒すぎず、久しぶりのゴルフ、子供がいても好きなこと(下手の横好き)ができる幸せ。

だんな様、ほんとにありがとうございました。

Monday, March 26, 2007

ペコちゃん@NY

さすがに3月も下旬ともなると,それなりに暖かくなるものです.もうそろそろ例のダウンはお役ごめん.そういえばいつの間にか春分も過ぎてるんですね.NYではこの頃は夜7時ころまで明るいです.こういうとこからも冬が終わったなと実感.

さてホントは違うネタを書こうかと思ってたのですが,タイムリーなのでこのネタに.小ネタですけど.

先日east villageのとある日系スーパーにお買い物に行ったですよ.そこで見つけたお菓子.


ちょっと感動.まさかNYでペコちゃんに会えるとは.しかもポコちゃんまで一緒で(笑).

何が可哀想かって,このお菓子なんと¢90の安売り商品.なぜに安売り?

  1. アメリカではペコちゃんはいまいちメジャーじゃないから
  2. 以前からアメリカでも売っていたが,例の不二家騒動でこっちでも不買運動が起きた
  3. 日本の不買運動のあおりを食って,日本で処分に困った商品をひそかに海外に流出させた

あたりが考えられます.まぁぺこちゃんには罪がないので喜んで食べてあげましょう.でも心なしかこのペコちゃん(とポコちゃん)なんか顔色悪い.お家のこと心配すぎて体壊したか?

ってこと考えてたら,日本では不二家直売店再開したそうですね.

Saturday, March 24, 2007

The Phantom of the Opera

今度は遊びネタで.ね,忙しいでしょ(笑).

妹さんが,そういえばミュージカル見たいと言うので慌てて取ったです(カミさんが).ホントは"Wicked"を見たかったのです.何でも劇団四季からこの6月に上演が始まるそうですね.「ひと足お先に」という感じで見て帰るのも悪くないかもと思ったのですが,席は一杯で取れませんでした.残念.でも個人的にも見たいから,帰国前にはぜひ一度.それと"The Producers"ね.もう既に映画化されてたのね.とにかく面白いとの評判です.

まそんなわけで今回見たミュージカルは "The Phantom of the Opera".まぁ今更と言われたらそれまでなんですが,でもやはり超有名作品だし見て損はないでしょ.何でも昨年で連続18年の超ロングラン.歴代1位だそうですね.それだけ続けられるというのも傑作の証拠でしょう.

ストーリーの方は皆さんもよく知ってると思われるので割愛.そもそも映画にもなってるじゃないですか.それにしてもこの脚本よくできてると思います.ストーリー展開に無理はないし飽きないようにできてる.もちろん今回もあらかじめあらすじの予習済みで話の展開や結末が分かってるはずなのに,やっぱし泣いちゃいました(笑).えぇ.ラストでポロリと.だって可哀想なんだもんファントム.

舞台の方も凝ってましたよ.びっくりする仕掛けがあったりして,18年前の初演時にはさぞかし話題になったことでしょう.一応写真にも「かの有名なシャンデリア」収めておきました(^^).主題歌は誰もが一度は耳にした"Overture".一度聞くと頭から離れません.舞台を通して気がついたのですが,劇中の歌は全体にオペラを意識してるのでは.ミュージカルと言うともっとポップなイメージですが,歌い方といい発声法といいソロの掛け合いの仕方といい,何となくオペラ調.ヒロインのソロはアリアのようですよ.ま主題がオペラですからね.
ところで我々の席は,一番安いチケットだったので3階席のしかも後ろから3列目と,かなりの後方でした.おかげでシャンデリアや屋上に上るファントムの目線より高かったですよ(笑).月曜日に行ったのですが,席は空席もちらほら.8割くらいしか埋まってなかったんじゃないかな.もっとも劇場は結構広かったですが.

映画の方は衣装も凝ってるし話の展開も分かりやすく結構感動するとの評判ですが,18年経ったこの舞台の方もめちゃ楽しめました.いやホント,期待以上.ちなみにファントム役の俳優さんは歌がとってもうまかったですよ.あそれから主要俳優の一人は,なんと初演からずーっと出演しているんだとか.おぉそれってギネスものじゃない?

Friday, March 23, 2007

チャベスもお勧め?Venezuelan

いやー先週はお金使った(^^;).
せっかく妹さんが来てることだし,やっぱ美味しいもの食べに行きたくなるですよね.さらにいうとNYらしく世界各国の料理を食べたくなるというものです.東京ではなかなか食べられないものを.

で,行ってきたのが "Flor's Kitchen".場所は住所で言えば170 Waverly Pl,Btwn 6th & 7th Ave というから,いわゆるGreenwich villageという界隈.近くにNY univ. があって学生街チックの雰囲気かと思えば,ギャラリーとかも多くアーティストも多く住む(住んでた)地区.近代風に再開発されてなく,ちょっと落ち着いた感じのとってもいい雰囲気の街です.このレストランはなんとベネズエラ料理ですよ.ベネズエラといっても南米有数の産油国とか大統領が大のブッシュ嫌いとかしか知りません.そもそも南米のどの辺なのサという程度の知識の希薄さで,ベネズエラ料理を語るわけにはいきませんが.まそのへんはおいといて,「やっぱメキシコ料理に近いのかなー」などと漠然と想像しながら店に向かいました.

イヤこの辺って,通りがgrid systemになってないからとっても分かりにくいですよ.少々右往左往しながらも,通りすがりの日本人の方に道を教えてもらって無事到着.見知らぬ方,ご親切にありがとうございました.100%旅行者と思ったんだろうな,2年近くも住んでるのに(^^;).

お店は綺麗で明るくてこじんまりとしてる,かわいらしい感じです.ウエイトレスはおかみさん風のベネズエラおばちゃんとバイトの(多分)黒人女の子.対応も親切でメニューの質問も詳しく教えてくれたりと○.
ここは一つベネズエラの国民食をと思って頼んだのは"Ceviches","Arepas"と"Empanada".Cevichesは白身魚やツナ,魚介をマリネしたもの.ベネズエラ風酢の物か?これはさっぱりしてて美味.日本人受けします.Arepasはベネズエラ風肉まんかな.小麦でできたモチっとしたパン生地の中にツナやエビ,サーモン,挽き肉などを挟んで食べます.んまい.EmpanadaはArepasを揚げたようなもの.基本的に中身は挽き肉でミートパイのようになります.てかどちらかというとピロシキに近い?これまた美味です.この他にはエビのグリル(Camarones Tropicales)やチキンライスみたいなの(Arroz Con Pollo)などをオーダー.いやいや,どれも大変美味しかったです.もうちょっと癖があるかなと思いきや,どれも日本人にすんなり受ける味でした.満足.

最後にベネズエラスイーツにもトライ.名前は忘れましたがおばちゃんがお勧めだって言うから.なんか巨大なケーキでした.しかもラムたっぷり入り.

ともかく美味しかったですよ.お勧め.

Thursday, March 22, 2007

最新イエローキャブ?

カミさんの妹さんも無事に帰国の途につきました.ちょっと寂しいです(笑).

さて,先週の雪がまだ残っているものの気温は徐々に暖かくなって,だんだんと春らしくなってきました.それもそのはず気付くと既に3月も下旬.ということは学会まで後3週間足らずですか.結構焦ります.
そう言えば夏時間も始まって午後7時ころまで明るいのですが,例のエンパイアは相変わらずライティングしてます.真夏になるといつまでも明るいからライティングの予定もあまりないんですけどね.ちなみに一昨日のエンパイアは上から青・青・緑.なんでもEarth Dayだそうです.なんですかそれ.


今日は他の小ネタも.

NYのタクシーは愛想悪いし汚いしで,日本に比べるとやっぱり快適じゃないです.そもそも態度でかい運転手が多すぎるっちゅうに.それでも徐々に改善しようとしているのか,タクシーの車種を増やしたりしてます.いままではFord製のでっかいセダンのみだったのが,最近ではTOYOTAのミニバンやSUVなどが導入されたりしてます.荷物が多いときには結構便利.
そんなイエローキャブですが,先日乗ったキャブにはびっくり.なんとフロントシートの背もたれ後ろにはモニターが.写真では分かりにくいですが,タッチパネルになっていてNYの情報などを調べられたりします.レストラン・バー情報や,その日のイベント,シアター情報,観光スポットなどなど.さらにはGoogle Mapチックに現在地を表示できたり.簡単なナビみたいな機能もあったりするです,結構優れモノかも.まだまだごく限られたキャブにしか搭載されていないのでしょうが,まぁ,利用客が快適になるようにとそれなりに努力しようとしてるんでしょうな.

でもそれより運転手の態度何とかしようよ(^^;).

Tuesday, March 20, 2007

Max, east village

AACRの準備,本格的に始めないとそろそろやばい.後3週間ですか.他の実験のデータもまとまってきて,これも解析しなきゃなんですが,ちょっとやること山盛りで焦ってきてます.帰国前の一つの山なんだろうな,今が.忙しいのにのんきにブログを書いてるのは,皆さんにもおなじみのいわゆる一つの現実逃避というものかもしれません(笑).

昨日奥さんが書いたエントリでさくっと触れられてましたkが,実は今,奥さんの妹さんがNYに遊びに来ております.日本と違って友人や家族と会いたいときに会えないというのは,なんともストレスが溜まるものではないでしょうか.約10ヶ月ぶりの再会,うれしそうです.よかったね.さらに加えて,NYで大変お世話になっているご家族の娘さんも同じ時期に来NY.毎日のように一緒に遊んでもらってます.ありがとね(^^).

さて,日本から家族or友人が来ると,やっぱり美味しい店に案内したくなりますよね.で,先日行ったお店 "Max".4th st.のavenue Bにあります.East villageという場所ですね.季節外れの大雪が降った夜だったので,人出も少なく空いてましたよ.この店はいろんなサイトでも紹介されてるし「地球の歩き方」にも載ってる結構有名なお店.外観は極めてシンプルで入り口は狭いですが,店内は存外広いです.そのかわりめっちゃ薄暗くてメニューの文字はおろか料理の色を認識するのも困難(笑).インテリアは木目基調でシンプルで落ち着いてます.てかなんか落ち着く感じ.我々がオーダーしたのは"Mixed grilled vegetables","Homemade black spaghetti with shrimps in spicy tomato sauce","Mozzarella cheese Ravioli","Veal Shank served over risotto"などなど.

肝心のお味の方は,さすが有名店,美味しいです.各種野菜のグリルはちゃんと香ばしいしパスタはしっかり腰があって○.このブラックパスタってたまに食べるけどイカ墨が練り込んであるのかしら,美味しいです.ソースはスパイシーでこれまた美味.仔牛もいい味だしリゾットもしっかり味がしみててグッド.文句ないです.店内が暗すぎる以外は(笑).あもう一点,近くにいたウエイターのお兄ちゃんはとってもやる気なし.態度悪いからクビにした方がいいですよ(^^;).

さすがeast village,これだけ頼んで3人で$60ちょっととってもリーズナブル.料理は外しなくどれも美味しいしとってもお勧めです.

Monday, March 19, 2007

St.Patric's day

今週末は寒波、雪、のニューヨークでした。
暖冬の東京から来た妹は、相当寒がっていましたが、30F台(-5℃〜4℃)では「普通に寒いね。」くらい。改めて、寒さなれしたなー、と思います。


さてそんな中、せっかくニューヨークにいるから、ということで妹とSt Patric's dayのパレードを見にいってきました。St Patric's dayは私の解釈では「緑やクローバーがシンボルで平日でも、特にIrlish Barで昼間からお酒を飲むIrlishのお祭り。」Wikiによると「Irlandにキリスト教を伝えた聖人St.Patricの命日。」だそうです。
感謝祭やハロウインのパレードは混みすぎて途中のわき道がblockされていて全然近づけなかったり、かろうじで沿道に近づいても、人がたくさんで見えなかったり、でしたが、今回は結構余裕でした。
11時に有名なSt.Patric教会出発のはずが、12時頃に70丁目と5th Aveに着きましたが、先頭まだ来ておらず。雪のためのdelayかusual delayか微妙です。

バグパイプや太鼓をたたく人の手はかじかみ、特におじさんのスカート、寒そうでした。このパレード246回目だそうで、かなり盛大でした。やっぱり移民の国ですねー。
(我々は早々に引き上げ、ランチに買い物、となりましたが、雪と雪解けの水たまりとパレードみる人で5th Ave、とっても歩きにくかったです。)

Saturday, March 17, 2007

雪のCP

気付くとAACRまで1ヶ月を切りました.実験も良い感じで区切りがついてきたのですが,AACR発表の準備で近ごろは結構忙しいです.

なので今日はさらっと簡単に.


もう3月も中旬だというのに,なんと雪ですよ,NYは.金曜日未明から降り始めた雪は,夜が明けても降り続け,金曜日夜には結構な積雪量に.折しもうちの奥さんの妹さんがNYに遊びに来る日で,JFKまで迎えに行ったのですが,無事時間通りに着陸できたのはラッキーでだったみたいです.

まぁ雪のNYもこれで見納めですかね.

さらに一日開けた今日もとっても寒かったです.一日中零度近辺.
写真は雪のcentral park.

この景色もいい感じです.


今日はこんだけ.

Thursday, March 15, 2007

セネガル料理はいかが

というわけでリアル・アフリカを体験してきました(笑).


どういうことかというと,昨日セネガル料理を食べに行ったのですね.実は我々のラボの(厳密にはPIが違う隣のラボ)テクニシャンでセネガルから来たお兄ちゃんがいるので,その彼にお願いして連れて行ってもらいました.しかも我々一家,タッ○ー一家,高○など総勢10名以上で(^^;).そもそもセネガルってどこよ?首都はダカール?あぁあのパリ・ダカの…くらいの知識なのでセネガル料理と聞いても想像もつきませんが,その分期待も膨らむというものです.
場所は116th st.の7th ave.とcentral park west ave.(8th ave.)の間.つまりどういうとこかというと,ハーレムのど真ん中.しかも125th st.界隈のように観光地化されているエリアと違って極めてディープな雰囲気.116th st.近辺はセネガルからの移民が多く住んでいてコミュニティを作っているので,さながらリトル・ダカールといったところ.町の景色も閑散としてるし空も広い.道行く人は100%アフリカンだし言葉は解読不能のセネガル語(?).まぁガイド役の彼もいるし(遅刻してきたけど)総勢10人もいたからそれほど怖くなかったけど,夜一人では決して訪れたくない場所ですわな.

レストラン名は"Sokhna".突然アジア人が10名近くも押し掛けて店の人もびっくりしたでしょうが,店のおばちゃんはとっても愛想よくて親切.ちっちゃい子供達のためにハイチェアを用意してくれたりテーブル作ってくれたり.セネガル料理なんて初めての我々にも親切にメニューを説明してくれたり.
さて,オーダーはもちろんセネガル人の彼にお勧めをよく聞いて.Cheebu Jen(白身魚の煮込み),Senegalese Couscous(独特のソースをかけてけっこう美味い),Grilled chicken(ちょっとスパイシーで良い味),Shrimp kebab(香ばしくってマジで美味い)などなど.さらにセネガルジュースとしてBissap(ハイビスカスのジュース),Home-made Ginger(まんまジンジャーって感じ.風邪に効く?),Boabab(バオバブの木のみのジュース.一番ジュースらしいジュース)なども.

いやいや,どれも想像以上に美味いんですよ!まじで.なんというか日本人の好みに合う味というか. 特にShrimp kebabは最高に美味かったな.付け合わせのbrown riceも良い味で,料理によく合う.アフリカの料理というと豆系かラムとかで,ぱさぱさしてるというか独特の変な味を想像してました.あるいは旧宗主国のフランスの影響で,ちょっとフレンチテイストが入ってるとか.違いましたね.今まで食べたことのない味だけどどこか馴染みやすいというか,ともかく日本人にはすんなり受け入れられる味付けでした.

いやー満足.侮れませんなセネガル.でもまた来るかというとちょっと難しい.だって周りちょっと怖いんだもん.我が家だけで来るのは無理(^^;).

Tuesday, March 13, 2007

リアル・アフリカ

この写真,どこの国か分かりますか.


参考までに,アフリカのどこかの国の首都でもなければ,カトリーナ被害のニューオリンズのスラムでもありません.れっきとしたNew York Cityです.もっともmanhattanではなくてその北のThe Bronxという地区ですが.

先日そのBronxのYankeesスタジアム近くで大規模な火事がありました.この家事で4階建てアパートが全焼,10人もの死者が出ました.しかもうち9人は10歳以下の子供.上の写真はその葬式の時の一枚です.一つの火災でこれほどの被害者がでたのはNYでは十数年ぶりだそうです.火事後にはブルンバーグ市長が会見するなど大きな話題を呼んだ火事ですが,被害者が多いから話題になってるわけではありません.実はこのアパートには3家族計22人が住んでいたのです.しかも全員西アフリカはマリ共和国からの移民で全員が親族関係.話題を集めたのは彼らがいまだに一夫多妻の家族で敬虔なムスリム.大人たちは不法移民だったと続々と移民の秘密が暴露されてきたから.もちろん子供たちはアメリカ生まれなので市民権を持ち一応こちらの学校に通っているのでしょうが,大人たちの職業といえばタクシー運転手,(ブレイズを編む)髪結い師など.英語も片言なので火が出た瞬間に唯一いた大人の女性は,911に電話せずなんと夫の携帯に電話して助けを呼んだとか.こういった連絡の遅れもあって被害が拡大したのも事実らしいです.

ここで,不法移民は自業自得とか建物の老朽化が悪いとか消火態勢の不備とか,責任の押し付けあい議論は置いといて,現実してアメリカはこういう移民で成り立ってる社会なんだな,と改めて感じた次第.想像するに,彼らが就ける職業なんて掃除夫とか,ゴミ集めとか,デリバリー隊とかがせいぜい.タクシー運転手なんて良い方.白人がやりたがらない汚れ仕事を引き受けてるわけですよ.で,彼らの子供もお金がないので良い教育を受けられないから,大人になってもやっぱり良い仕事に就けなく,低賃金の仕事になっちゃう.かくして見えない階級差がずーっと続くのですね.彼らのような移民も自分たちを守るためにコミュニティを作ってその中だけで生活しちゃう.おかげで結束は非常に強いんだけど,コミュニティ外の人は,今回みたいに知られざる移民生活をかいま見て驚くというわけですね.同じ市内に住んでいるのに.(ちなみに今回の被害者の旦那は(二人の妻持ち)マリ出身で移民で成功した人.移民達の面倒を見ててコミュニティの中心的存在だそう.)

いやいやアメリカは平等のチャンスがあって世界一進んだ民主国家だ,という意見もあるかもしれませんがそれも嘘.階級差は歴然とあるしそこから抜け出せる人はほんの一握り.政治を動かしている人はしょせんWASP(白人・アングロサクソン・プロテスタント)といわれてるごくごく一部の人.大多数の人は政治に参加できてない気がする.それだけにオバマ氏は希有な人かもしれないけど.

これがアメリカなんだといえばそれまでだけど,やっぱりこの国は業が深くて偽善に満ちた国じゃないかな,と感じてしまいました,

Monday, March 12, 2007

GranTurismo

というわけで昨日から夏時間が開始.心配されてた混乱もなく,いつも通り1時間進みました.今回で2回目ですが,やっぱりちょっと不思議な感じです.そういえばMacもPalmも,あらかじめ時計調節のupdaterを勝手にダウンロードしてありました.便利です.

さて先週は凍えるほど寒かった1週間.今週はうって変わって良い陽気です.ようやく寒い冬も終わったみたいです.


今日はたいしたネタもないなーと思っていたのですが.先日見たニュースから.ジュネーブモーターショーに先駆けて,Maseratiからついにあの車が発表になりましたね.Maserati GranTurismo.発表によるとデザインを手がけたのはピニンファリーナ.エンジンは4200 cc V8,405 hpで最高時速は285 km/h.んースペック的に見ると先代クーペとあまり変わらない?クーペの時と同様,おそらくエンジンはFerrari F430がベースでしょう.最も先代クーペよりもカンビオコルサはスピードアップしてるだろうしスカイフックサスペンションも改良してるのでしょう.


デザイン的に言わせてもらえば,確かに格好良い.さらに精悍になった感じ.ただ格好良いけど最初にクーペ(3200GT)がデビューしたとき程の衝撃はないというか….目を見張るほどの驚きはない気がします.さらにクーペにあった「イタリアらしいセクシー」さが薄い気がします.クーペの時はエクステリアもインテリアも良い意味でエッチぽかったです(笑).あぁでもこの後ろ姿はいいかも.ちなみにクーペをデザインしたのはあのジウジアーロですか….

というわけで,格好良いし気になるけど,クーペ程魅かれるかというと微妙?
あーでもいいなー.

Saturday, March 10, 2007

莉帆おもちゃ

このブログに何度か紹介したベビーのおもちゃ。最初は、ベッド柵につけてぐるぐるまわるmobileや、人形がぶるさがっているのを見上げるbaby gymなど、次は手でもって遊ぶ物、さらに、お座りがしっかりできるようになると、また違ったタイプのおもちゃ、となるようですね。たしかに、売っているおもちゃに「対象年齢」書いてあります。

今のところ、興味をひくポイントは「音」と「はっきりとした色、形」のようです。最初は手を出すのがやっとだったのが、今は上手に触ったり、握ったり、ふってみたりとだいぶ手を使えるようになってきました。おもちゃで一人で遊んでくれていると、こちらとしては、とっても助かりますし、(なかなか長続きしませんが)、真剣に遊んでいるところをみると、子供におもちゃって、とっても大切かも、と思う今日この頃です。健診の際も、小児科の先生は目の前にあるものに手を伸ばすかcheckしていましたし、「おもちゃを片方の手から、違うほうに渡すか?」と聞かれ、大事な発達のポイントのようです。

今日ご紹介するのは、Vtech社の「move & crawl ball」です。これ、だいぶ前に友人から頂いた物です。 まずスイッチを入れると、軽快な音楽とともに "Rocking rolling little ball, how I wonder where you go, ye-i, ye-i. Come and shake rocking roll with me!! " と。ボールには、子犬、小猫などなどいろいろな動物のボタンがあって、ballを触ると" Where is the bird?"とか聞いてきます。で、正解の小鳥を押すと、「ぴよぴよ」と小鳥の泣き声がして、ye-i, ye-iと喜んで、またまた音楽に合わせて、ボールがおきあがりこぶしのような感じで勝手にちょっと動きます。もちろん、はずれのところを適当に触っていても、いろいろ音や音楽が流れてます。
これ、2〜3ヶ月くらいから、まだまだずーっと遊べそうです。

The Prestige

昨日の金曜日は久しぶりにDVDでも見ようかということになりました.
最近アカデミー賞も発表になったし,莉帆が産まれてからはどうしても映画と疎遠になっちゃったしね.でラボの帰りに近所のBLOCKBUSTERに行ったですよ.前にも書きましたが,日本で言うTSUTAYAみたいなレンタルビデオ屋さん.ところが…な,なんとつぶれてました(^^;).一昨年にはラボ近くの店舗も一軒つぶれちゃったし,どうやらBLOCKBUSTERが苦戦しているのは本当らしい.
原因はケーブルテレビのVideo on Demandサービス.まぁわざわざ借りに行かなくてもテレビの前で見たいビデオを選べてそのまま見れるんだから便利ですわな.そしてもう一つがNETFLIX.これはDVDのデリバリーサービス.どういうサービスかというと,毎月$18程払って自分の見たいDVDをネットから選ぶと郵送してくれるというもの.見終わったら返信用封筒で送り返せばOK.1ヶ月に何本でも借りられるし結構便利みたい.TAXを入れると$20弱の料金.BLOCKBUSTERは1本$5ちょっとだから,1ヶ月に4本以上見る人はNETFLIXの方がお得という計算.NYに住んでいると気付きませんが,郊外や田舎に住んでる人は遠くのレンタルビデオ屋さんまでわざわざ借りに行くより,断然便利なんでしょうね.なるほどー.
と納得しても我々にとって近くのBLOCKBUSTERがつぶれてしまったのはとっても不便.NETFLIXが得になるほど頻回には見ないしVideo on Demandって見たいビデオを探すのがちと面倒.名前とかうろ覚えの時,なかなか探せないんですよね.それにDVDのパッケージに書いてある解説とかって,結構借りる参考にするじゃないですか.
ま,んなこたおいといて.

結局昨日見たのは "The Prestige".日本では公開済み?原作はクリストファー・プリーストの「奇術師」.サスペンスの古典的名作だそうで.主演はヒュー・ジャックマン.「X-MEN」に出てたらしい.あーあのモミアゲ長い人?監督は「メメント」のクリストファー・ノーラン.「メメント」は面白かった!低予算でもアイデア次第で名作はできるという良い例.おまけに監修がデビッド・カッパーフィールド(^^).へー.さらにおまけでデビッド・ボウイも出てたりして.
ライバル同士の二人のマジシャンが「人間瞬間移動」の大マジックをめぐって争います.恋人が殺されたり,事故で指を切断されたり,足を骨折したりと結構マジシャンも大変.さらにはマジックのためにはエジソンの電気発明まで利用しちゃったりして.ストーリの中心は天才マジシャン同士のトリックの応酬・仕掛けあいです.そしてもちろん最後は大どんでん返し.これは予測付かなかった.「メメント」の監督さんらしく,時間軸が行ったり来りで付いて行くのが大変.この脚本自体がトリックっぽい.英語に付いていくのに精一杯の我々は話の展開に付いていくが大変,まさにトリック(^^;).奥さんは早々にあきらめて寝ちゃいました.

マジックが主題というと,それだけで胡散臭いというか妖しい雰囲気が出ますが,監督が優秀なおかげで話の展開も見事.最後まで予測つきません.日本語で見ても油断してると展開について行くのが大変かも.ともかく面白かった.
おすすめです.

Friday, March 09, 2007

日本人メジャーリーガー

インターネットのおかげで、世界中のどこに住んでいても日本語で、リアルタイムに情報が入ってきます。
これ、外国語習得には、かなりのデメリットです。
ニューヨークに住みながら、こちらのニュースや情報も、ネットで日本語でということも、しばしば起ります。大きなニュース速報は、時差のせいか、(日本が夜中)、日本語のインターネット配信より、さすがにCNNのほうがはやいですけど。 メジャーリーグの特に日本人選手の情報などは、いつも日本語のサイトで知っています。で、例えば、この記事、や、この記事

オープン戦始まったのね、松阪、井川。デイリーニュース、ニューヨークポストね(日本でいうスポーツ紙)、ふーん、と思ったのですが、ちょっとまった。
スポーツ紙って洋の東西を問わずゴシップ好き、スクープ好きというか、トピックを誇大して取り上げるという傾向ありますよね。そのスポーツ紙(アメリカ)に記事になったこと、内容が、そのまま日本のスポーツ紙に。。。。 スター選手はほとんどメジャーで、日本のプロ野球は話題がないのか、やむなし、な気はしますが、まだまだオープン戦なのに、、、、、。

初節句

もう先週の話ですが.


3月3日といえば桃の節句ですね.うちの莉帆にとっても初節句です.んー感無量.
さてひな祭りをやりたくてもここはNY,ひな人形なんて売ってるわけもなく(売っててもお金なくて買えない…)どう準備したかというと,ちゃぁんとカミさんの実家から送っていただきました.ありがとうございます.といってもさすがに本物のひな人形を送っていただくわけにはいかず,布製雛人形を.布製といってもパッチワークによるお手製ですよ.心がこもっているひな飾りです.莉帆も含めて我々一同心より感謝しております.
ところで….ご親切にひな祭りグッズを送っていただいてありがたいなと思っていたところ,どうやら初節句というのは母親方の実家が準備するという風習があるのですか.知りませんでした.じゃぁ娘ばっかりいる家は孫が生まれるたびに大変ですな(人のこといえないけど).ともかく本当にありがとうございました.

で,我々だけで祝っても面白くないので,こちらの友人を呼ぶことにしました.アメリカ人なんてこういう風に日本文化に触れるの本当に楽しんでくれますものね.本来は3月3日にひなまつるべきでしょうが,皆さんの都合から3月4日に変更.
ひな祭りといえば料理はちらし寿司.これ必須.カミさんは日曜というのに珍しく早起きしてちらし寿司の準備.僕的には寿司太郎みたいなチラシ寿司の元を使った方が安全では?と思いましたが,具をすべて自分で調理するんだとか気合い入ってました(笑).ちらし寿司の具はどうあるべきかについてプチ意見の相違があったものの,無事完成.ちゃんと飯台に盛って飾り付けをして結構美味しそう.その他アサリのお吸い物となぜか肉ジャガなども作りました.

5人ほど友人が集まってくれてひな祭り.お土産として雛あられやお花や和菓子をいただきました.てかみんなお土産くれたものだから,NYに来て最も充実した(和菓子の)品揃えになったですよ(笑).NYにはミツワもあるし源吉兆庵もあるしで,こういった和菓子やあられが気軽に手に入るのが素晴らしいです.肝心の料理の方はとっても好評.確かに美味しかったです.準備ご苦労様でした>奥さん.最近の莉帆をみんなに紹介できたし,何よりベビーがいるとなかなかみんなと遊べる機会がないので,こういう企画は重要ですね.楽しかったです.

そういえば肝心の莉帆は…,あうあう言うばかりでいつもと一緒.主役なのに状況解ってなかったです(^^;).なので恒例おまけの莉帆写真は今回なし.

Thursday, March 08, 2007

月食とか

まぁあれですな,引っ越しも落ち着き(少なくともうちのラボは)実験も再開してますし,パソコン故障から購入・データ移行もだいぶ進み,なんというかいつもの日常に戻ってきました.寒いのも今までと一緒.

そういえばこの間の3月3日,NYでは皆既月食が見られました.月が地球の陰に隠れるというアレですな.理論的には月食は1年に2回起こるそうで,そういう意味ではあんまり珍しくない.もっとも月食って世界中から必ず見られるわけではないし,観察できる時間がちゃんと起きていられる時間でないと見るのも大変ですから,先日のNYの月食は時間もちょうどいいし,綺麗に見えました.幸い天気も良かったしね.ミーハーな我々としてはわざわざ屋上まで上って月食観察したですよ(^^).と言っても気付いたのが遅くて,完全に隠れた瞬間は見逃しましたが.写真では分かりづいらいですが,本当は満月なのに下弦の月の様に見えます.
実は月食って見たのは初めて.ていうか「この月は月食」と認識して見たのは初めてという意味.だってぱっと見じゃ,月食なんだか普通の三日月なんだか解んないものね(^^).
まともかくほんの少しロマンチックに感じた月食の夜でした.おまけとして久しぶりに屋上から見るmanhattanも.

これだけだとなんですから,もう一つ.さすがに3月ともなると近ごろでは夕方6時頃まで明るいです.春分ももうすぐですしね.で,実はこの日曜日から "Daylight saving time"が始まります.日本で言う夏時間ですね.ご存知の通りアメリカでは,夏時間は毎年4月の第1日曜日から10月最終日曜日までの約7ヶ月と決まってたわけです.ところが今年から3週ほど早まって3月11日から開始.日中の明るい時間を長くすればその分省エネになるからと言うのがその理由だそうです.確かにその通りかもしれないけど,暖房最強にして窓開けっぱなしとかのもっと身近な無駄を節約しようよという突っ込みは置いといて.気になるのはパソコンとか携帯とかの時間調節.今までは勝手に時間を設定し直してくれてたのですが,今回はCingularからわざわざ注意のメールが届くし,RockefellerのIT部門からも「自分のパソコンは自分で設定しないと時間が狂うよ」とのお達し.むむ,これって当日アメリカではプチパニックになるのでは?2000年問題のようにパソコンの挙動が狂うよ,とか.

ちなみに僕的にはdaylight saving timeの始まりって,睡眠時間が1時間少なくなるわけで,どうしても損した気になるんですが(笑).