Friday, June 30, 2006

Cirque du soleil

World cupベスト8,とっても盛り上がってますね.どの試合をとってもいいカードで全部見たくなります.

さて,昨日は例のサーカスに行ってきました.我がラボのannual partyのクジでもらっちゃったチケットです." Cirque du soleil".ちらっと調べてみました.「太陽のサーカス」という意味のフランス語だそうで.1984年,カナダはモントリオールを本拠地で結成されたentertainment集団とのこと(wikiより).ふむ.
ラスベガスなどでの常駐公演の他に移動公演を行なっていて,日本にも何度か来ました.「サルティンバンコ」「アレグリア」「キダム」なんて公演名は聞いたことありますね.今回の公演名は"Corteo".NYでは4月から公演が始まってたみたい.

場所はRoosevelt islandよりちょい北にあるもう一つの中洲的島 "Randall island".ここは住宅というより,打ちっ放し場があったり,精神病院や刑務所があったりする島です.ここに向かうには125th st.(ハーレムの中心)で地下鉄からバスに乗り換えなきゃ行けないんですが,そのバスが(乗客が乗客だけに)一種独特の雰囲気で,できれば使いたくないバスらしい.という訳でどうやって行こうかと考えていたら,なんとEast 34th st. pier(ウチのマンションの目の前)からフェリーが出ているじゃないですか.迷わずこれで行くこととしました(ちょっと高いけど).

昨日の夕方はあいにくのthunder storm(要するに夕立).やや雨に濡れながらフェリーに揺られてると約15分くらいで到着.結構近い.
テントは中央に舞台があって周りを客席が取り囲んでる感じ.大体5000人くらい?席は7〜8割埋まってた感じかな.

そもそもサーカスなんて幼稚園の時に地方巡業の小さなサーカス団を見たきり(最近そういうサーカス団って見ないよね).って30年ぶりってコトか.オヤジとしてはついつい遠い目をしちゃいそうです(笑).
こちらはさすが21世紀のサーカス.照明や音楽(バンド生演奏),衣装などどれも凝ってて,想像してたサーカスとは違いますな.簡単なストーリー仕立てでミュージカルっぽいし.芸の内容は王道的なトランポリン系・空中ブランコ系・綱渡り系・バトンや輪投げなどの大道芸系など.動物は出てこないのね.その他大技の間は道化などが出てくるお笑い系も.いろいろ取り混ぜてて飽きないようになってます.

昨日の公演は途中でハプニングが.主電源が落ちたらしく,いきなり音楽も照明も消えて補助電源・照明に切り替わっちゃいました.途中の芸は頑張って最後までこなしてたものの,その後15分くらい中断.観客からはブーイングの嵐かと思いきや,みんな意味もなくウェーブしてみたり,何故かサッカーの応援歌ってみたり,"Let's go Yankees/Mets!"と掛け声を掛けてみたりと,なんとも陽気に待ってました.日本じゃこうはなんないよね.そうこうしてるうちに無事再開.結構愉快なハプニングでした.
そういうおまけは置いといて,芸自体もすごいし楽しいショーで純粋に楽しめました.ホントよくできている.

帰りは夕立もやんで,爽やかな夜風を受けながらフェリーで帰ってきました.あいかわらず夜景がきれい.


それにしても,サーカスやピエロって聞くと何となく切ない感じというか,哀愁を感じません?寂しい感じ.なんでだろ.

2 comments:

Anonymous said...

シルクドソレイユ、オーランドのディズニーワールドでもやってました。
見てみたかったけどチケットがとっても高くて断念。
ビンゴであたるなんてうらやましいです。
アメリカのショーって完成度高いですよね!
そうそう、大衆の反応の国民性の違いにも時々びっくりします。
日本より大人というか普通の人もエンターテイメントにたけてるというか。
観客の反応がまたいいんですよね~。

k1 said...

確かに.
うまく言えないけど,こっちの観客の反応がまた面白いですよね.スポーツでも舞台でもパフォーマンスでも.
ちなみに今回のチケットは結構後ろの方なのに$80弱.思った以上に高い.タダじゃなきゃ行かなかったかも(笑).