Tuesday, April 10, 2007

ペルシャ料理美味いです

そうそう毎日ネタがあるわけじゃないんですよ.

うちのラボもNY blood centerに移ってはや1ヶ月半.どのPIのラボもそこそこ落ち着いて実験も本格的に再開してきたかな.Rockefellerの時は近所でも評判の安くて美味しいカフェテリアが構内にあったので不便してなかったのですが,blood centerではそうはいかず.おかげで60後半代streetの1~2 ave.界隈ではレストラン事情ちょっと詳しくなってきたりして.というわけで最近気がついたお店.

"Ravagh".67th st.の1st ave.にあります.ペルシャ料理ですと.ペルシャ料理って聞いてピンと来ます?さすがにNYに2年近くいると何となく想像できるようになりましたよ.中東からギリシャにかけての一帯って地理的にも歴史的にも文化的にもオーバーラップする部分が多いというか.例えばある線を境に「ここからはトルコ文化」みたいにくっきりとは別れてない思うですよ.文化もグラデーション的に変遷していくというか.いや行ったことないので想像ですが,食文化で言えば多分そう.ということでトルコ料理にも似てるしギリシャ料理に通ずるところもあるような.

で,ペルシャ料理.要するにカバブがメイン.てかそればっかり.お肉はもちろんチキンかラムのみ.うすうす感づいていましたが,ビーフを食べてたのって西欧人のみだったのではないかしら(中国人は何でも食べるから除外して).カバブとはケバブとも言いますが中東一帯の肉類のローストの総称.有名なのは四角く切ったお肉を長い串に通して串焼きにしたもの.一言にケバブといってもJujeh Kebab,Kobiden Kebob,Strip Kebab,Shish Kebab等々,何だかいろんな種類がありました.日本人には難解.先日は高○と二人で行ったのですが,二人とも違う種類のケバブを頼んだけど見た目で違いは分かりませんでした(^^;).

肝心のお味の方は….これがんまいんだな.チキンてともするとパサパサになりがちですが,このケバブはとってもジューシー,かつ香ばしいのです.絶対特別な香辛料とか凝った技法とか使っていない極めて単純なケバブ料理のはずなのに,不思議と美味いんだな.あ二人の味の違いは,確かに食べ比べてみると違う.香辛料が違うのかな.うまく説明できないけどそれぞれ美味しかったです.値段はチップ込みで$11と,ランチにしてはちょっと贅沢.そのかわりサービスでピタブレッドとライスがつくし,スープかサラダもセットで付いてきてものすごいボリュームなので,朝食抜きで行っても完食は無理(笑).

ともかく美味しかったです.たまにはこういうのもいいかも.というわけでトルコ料理とペルシャ料理の違いって分からずじまい(^^;).

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