Sunday, April 29, 2007

ティファニーで子育てを 1

最近読んでとってもおもしろかった本。「ティファニーで子育てを」。
Originalのtitleは"The Nanny Diaries"。全米大ベストセラーで、今年の9月にスカーレット・ヨハンソン主演で映画がアメリカで公開されます。ストーリーは、upper eastに住むマネーエリート(超大金持ち)の家庭を舞台に、主人公のnanny(子守)をするNYUの学生、ナンは見た!!という痛快風刺コメディ、作者の実体験にもとにしたフィクションです。


私の勝手な想像です。地球上に住む人達の収入、財産を10段階にわけ、10を最高ランクとした場合、日本人は大多数の人がランク6から8に入っている感じ、アメリカには、3から10まで、ほんとに様々です。
フォーブスの長者番付や、ゴールドマンサックス社の社員の平均年収は60万ドルなど、日本のお金持ちとは桁がひとつ、ふたつ違うものすごいお金持ちの方々が
住むエリアのひとつがupper east、60th st〜90th st、Park Aveから5th Aveあたりでしょうか。このあたりには、月のレントが1万ドル以上、審査に何年もかかる物件もあるそうです。

「ティファニーで子育てを」は(以下、ネタバレ。)、721 Park ave.にお住まいのミスター&ミセスX、4歳の息子グレイヤーとミセスXに雇われたナニー、ナンを中心にしたストーリーです。upper eastに限らず、公園では白人の子供と人種の違うnannyという組み合わせを本当によくみかけます。このパターンしかいないようなエリアも。この本を読むまで「マンハッタンにはworking motherが多いなあ。」と思っていました。
『nannyの仕事には分類があり、typeA:一日中働いて夜母親業をする女性、typeB:一日中母親業をしている女性に週に数回の午後「癒しの時間」を提供する、typeC:仕事も母親業もしていない女性に対し、週7日24時間「彼女自身の時間」を提供するために数多くいる使用人の一人として働く、タイプAは自分も働く女性なのでnannyと職業的な関係をもち、nannyに対し尊敬して接し、子供の扱いにくさがAからCに行くにしたがい急上昇する。』
子供の世話は誰にでもできることかもしれないですが、大切で、大変な労働、仕事です。お金があるから、自分でやらずに人を使う方が実際にいるようです。

to be continued.......

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