Tuesday, May 01, 2007

Cathedral Church of St. John the Divine

5月になっちゃいましたね.むーん….

NY滞在も3ヶ月を切った訳で,何とは無しに観光意欲がわいてきた我々.長くて寒い冬も明けたことだし,外へ飛びだしていろんな所に行きたくなるというものです.

さてそんな先日,Cathedral Church of St. John the Divineなるとことに行ってきました.場所は112th st.とAmsterdam ave.(10th ave.)にあります.おそらく日本人ツアーリストには馴染みがないかもしれませんが,それなりに有名.特にヨーロッパからのツアーリストは結構観光に訪れるみたい.

何故かというとアメリカどころか世界最大のゴシック様式の大聖堂だから.どれくらい大きいかというと,最大収容人数が1万人以上と言うからすごいです.ちろっとググッて見たところ,何でも100年以上もunder-constructionとのこと!1888年にデザインコンテストが行われ,1892年着工.100年経ってもまだまだ完成せず.途中第二次世界大戦があって工事が中断したりしましたが,それにし32年間も中断というのは長すぎでは?
バルセロナのガウディ作,サグラダ・ファミリアが1882年着工というからさすがにそれには及びませんが,スペイン人をバカにできないくらいの良い勝負.それでも1972年にやる気を出したのか,ようやく建設再開.現在2/3が建設終了で,尖塔,翼廊,本堂と 袖廊の交差部,聖歌隊席の屋根などが未完成だそうです.ん?それってまだまだってコトじゃない?

HPによれば,もっとも多く寄せられる質問は「いつになったら完成するの?」だそうで(当然).新しい建設の予定は今のところないが,現在完成部の保存と他の補助施設の建設に注力している,が答えだそうです(^^;).なるほど要するにいつ完成するか分からないって事ですな(笑).それにしてもすごいエクスキューズの仕方,さすがアメリカ.

ともかく荘厳なのは事実のこの大聖堂.特にステンドグラスの迫力と美しさは必見です.大聖堂の正面・ステンドグラスの両脇には7つの小さなチャペルが並んでおり,それぞれ異なった趣のあるチャペルとなっていて面白いです.十字架はステンドグラスを背景に空中に浮かぶように配置されている(天井から吊るされてる)のも特徴ですかね.大都会の喧騒の中,ひとたび教会や大聖堂に足を踏み入れると嘘のような静寂につつまれます.なんというか気持ちも凛と引き締まる感じで,こういう経験嫌いじゃないです(クリスチャンじゃないけど).

もし時間があるなら一度訪れてみるのをお勧めします.

おまけ.大聖堂内の莉帆.祈ってる……,いや寝てる(^^;).

No comments: