Friday, June 08, 2007

Eggs Benedictはいかが

NYに来て2年も過ぎ,頻度は少ないものの日曜のブランチも何度か食べに言ったですよ.
ブランチメニューといえば,東京もNYも定番はスクランブルエッグとかフレンチトーストとか,ともかく卵を使った料理が多いですよね.別に隠す訳じゃないですが,実はウチのカミさんは卵アレルギー持ち.という訳で我が家では,レストランにブレックファーストやブランチを食べに行っても,卵料理をオーダーすることは非常に稀なのです.いっつもサンドイッチやバーガー系とサラダを二人でつついているのであります.

でこの間の日曜日,非常に久しぶりにブランチを食べに出かけたのです.レストランは"Bistro Le Steak",場所は3rda ave.と75th st..Upper east sideですな.その名の通り,基本はステーキハウスっぽい.でもフレンチ風のアレンジが強く一見するとビストロやブラッスリーな雰囲気.いつものようにハンバーガーでもと思ったのですが,その日は思い切ってEgg Benedictを頼んで見ましたよ.いやぁ以前から気になっていたのです.NYのダイナーやカフェのブランチメニューには必ずと言っていいほど載ってるEggs Benedict.一体どんな料理ですかいと興味はあったのですが,上記の理由で今まで試したことなし.ふむ.教皇とは関係ないだろうなとは思ってました(^^;).

例によってwikiってみた所,定義としてはトーストしたイングリッシュマフィンを半分にして,その上にカリカリのハム(またはベーコン)ポーチドエッグを落とし(と言うことは卵2個!),最後にhollandaise sauce(オランデーズソース)をかけた料理.いやーめちゃこってりでしたよ.さらにこの店のEggs Benedictは間にcrab cake(カニコロッケみたいなもの)が挟んでありました.推定カロリー1200kcalくらい?(笑).おかげでいつまでも満腹でした.

暇に飽かせてさらにちなむとですね,発祥の地はなんのことはないNY.どーりでどんなダイナーにもおいてある訳だ.なんでも1894年にWall街のトレーダーだったLemuel Benedict氏が,かのWaldorf-Astoria Hotelに宿泊した際にあまりの空腹に耐えかねて特別に作らせたのが始まりだとか.ふむ.サンドイッチにしてもビーフストロガノフにしても似たような謂れですな.

ところで上記のhollandaise sauce.バター、レモン汁、卵黄、塩胡椒などを混ぜたフレンチソースだそうですが,このソースを味見した奥さん曰く「とろけるチーズじゃない?」ですって.その後も特にアレルギーは発症せず.
卵黄はアレルゲンじゃないのか,もはや卵自体にtolerantなのか….

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