Saturday, June 02, 2007

Cape Cod 3日目

Cape Codの最終日.

Cape Cod 観光のハイライトは堪能したので,3日目はたいしたプランもない我々.まぁ話のネタにでもと,"Cape Cod Potato Chips" のFactory見学にでも行って見ようと言うことになりました.この工場はHyannisにあります.ホテルから車で10分くらい.そもそもなんでこんな細い半島でポテチを作ってるんだろうって思いますが,このポテチ,結構有名.この間ロスに行ったときにも普通にスーパーで売ってたから,全国どこででも買えるほどポピュラーではないかと思われるです.んで肝心の工場ツアー…,なんと休みでした(^^;).おいっ!HPをよくよく見ると,ツアーは水曜日と祝日はお休みとのこと.休日に工場見学できないってのはやる気の無さが良ーく分かります.せっかく行ったのに.までもそれほど惜しくないけどね(笑).

じゃー他に見るトコないし早めに帰りますか,とも思ったのですが,せっかくここまで来たのでちょっと足を伸ばしてPlymouthまで行こうかと言うことに.Plymoutはボストンから南に1時間ほどでいける人口5万人ほどの小さな港町.Hyannisからも本当に近い…と言いたい所でしたが,生憎ボストン方面へのハイウエイは渋滞で結構かかりました.

昨日もちらっと書きましたが,何が有名ってピルグリムが最初に来た町.いやちゃんと調べた所,最初に上陸したのがProvincetownなんだけど,さすがにあんな突端の土地じゃまともに住めないよ,って事でPlymouthに移住してきたらしい.要するにイギリス人による最初のコロニーがPlymouthなんですね.町の雰囲気はこれまたこじんまりしてかわいらしい.New England地方の町は植民地当時の古い建物がちょっと残ってたりして,いい雰囲気出してますよね.観光の見どころはそれなりにあるらしいです.17世紀の植民地の生活を再現したプリマスプランテーション,当時の原住民の暮らしを再現したサイト,大酋長マササイトの銅像などなど.

でももちろん一番有名なのは,メイフラワー2世号とプリマス・ロック.メイフラワー号はその小ささに驚かされます.2本マストのcalavel船ですが,こんなに小さい船に100人以上も乗船して大西洋を渡ったというのはちょっと驚き.よっぽど本国の弾圧がひどかったんでしょうね.ちなみにこの船はもちろんレプリカ.1957年製とのこと.レプリカと言っても,ちゃんとイギリスで作られて大西洋を横断してきたれっきとした船ですよ.ふむー.
もう一つのプリマス・ロックは清教徒が初めてPlymouthに上陸した際に足跡をつけた岩です.表面に「1620」と彫ってあり,ご丁寧に周りをギリシャ神殿風の柱で囲まれてます.ま,単なる岩と言えばそれまで(^^;).

Plymouthはともかくアメリカ移民のスタート地点なんですから,全てに於いて発祥の地ですよ.例えば,清教徒達の最初の収穫に時季に,このままでは冬を越せないと原住民から七面鳥をもらったのがサンクスギビングの始まり.グランベリー栽培もこの地域から.インディアン達に七面鳥をもらっていろいろな農作物の栽培法も教えてもらって,何とかコロニー運営を軌道に乗せた清教徒達.でも後年彼らはそのインディアンを駆逐してしまうんですね.
そういう歴史もちゃんと教えてるんだろうか,アメリカ人は.

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