Friday, February 02, 2007

Groundhog Day

あぁもう金曜日なんだ,早いなーと思っていたら,なんともう2月に入ってるじゃないですか.いつのまにか今年も1ヶ月過ぎたわけです.ホント早いなー.
さて今日2月2日は "Groundhog Day" と言う日です.昨年書いた気がして過去ログを探してみたんですが,見つかりません.んー書いた覚えがあるんだが….

まいいや.Groundhog DayについてちらっとWikiってみました.毎年2月2日をGroundhog Dayとして祝うのはアメリカとカナダの風習.ちなみにgroundhogは北米に生息するリス科のmarmotの一種.
このお祭りはもともとケルト系の俗信とキリスト教のCandlemas day(聖燭際)とが合わさって,ドイツ系アメリカ移民の間に広まったらしいです.すなわち2月2日はケルトでは冬至と春分の中間であるし,キリスト教ではこの日は聖マリアのお清めの日(?)とされてるらしいです.アメリカでのこの風習はスコットランドの古い2行連詩 〜

" If Candlemas be fair and bright, Winter will have another flight
If Candlemas be cloud and rain, Winter will be gone and not come again"

から来てるらしいです.

Groundhogが冬眠から覚めて穴から出てきて,もし自分の影を見ることが出来たら(晴れならば),まだこれから6週間冬が続きます.Groundhogは影に驚いてまた穴に戻っちゃいます.もし影を見なかったら(外が暗く曇ってる)groundhogは穴から出てくるし春はもうすぐそこ,と言うことらしいです.んー強いて言えば日本でいう立春かな?

さてペンシルバニア州(伝統的にドイツ系移民が多い)にあるPunxsutawneyという街は,このお祭りで全国的にも有名な街.何でも映画の舞台にもなったそう.この町に住むその名も"Punxsutawney Phil"というグランドホッグ君が,毎年この日に春の到来の占いをしてくれます.この街には”Punxsutawney Groundhog Club"というちゃんとした組織があって(!)Phil君の日々の面倒を見てるんですが,この日になると大勢の観光客の前で"Phil's forecast"を教えてくれます.1887年から続いているこのイベントですが,このクラブによると(電気暖房つきの)穴から出てきた(引っ張り出された)Phil君は,groundhog語でクラブの会長にその年の予報を教えてくれるので,直ちに英語に翻訳して皆さんに発表するのだそう(笑).よくやるなー.

で今年の結果は….
今朝の7:30に穴から出てきたPhil君によると,”Phil did not see his shadow and thus spring is just around the corner ! ” だそうで(^^).
そうか春はもうすぐそこですか・・・って,えぇ,ホントですか!?


21世紀の予報によると,来週はとんでもない気温ですよ,Phil君(^^;).
それにしても最高気温15F(-9.4℃)って・・・.

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